たまぱし
カナダの書留事情
先日カナダのお客様宛てへの商品を手続きしたのですが
カナダは我々にとって大変困ったお国なのです。
ご存じの方も多いのですが、理由は書留記録がつかない事。
その為、善意な心持ちのバイヤー様であれば良いのですが
いわゆる悪質バイヤーさんは、届いてないという名目で
返金処理を申請してくるのです。
ただし、これを聞いて「なんて悪いやつだ!」と思う方もいる
とは思うのですが、実際カナダは未着、紛失ケースが大変多く
実際に届いてないという方も大勢いるのです、尚更困りものですね。
届いてないと言われて、証明も取れないとなると、こちらとしては
返金、または同じ商品を再送するしかない。
そして大半のバイヤー様は、返金後に商品が届いても届いた事を申請
しません。
そんな感じで、実は日本の結構な数の商店さんは、カナダへの配送は
行わないという方が多いのです、隣のアメリカはちゃんと届くのにネ。
※理由としては、受け付けるCANADAポストの人員と、業務量の割合が
整っていないようです。ちょくちょくストライキもございますね。
最近になって、e-packet-liteという配送方法に関しては書留がつくように
なったようで。こちらはSALというシステムに書留がくっつくタイプの
配送方法でございます。
配送スピードはEMS>>航空便>>SAL、配送中の破損リスクは逆になります。
つまりSALが一番壊れやすい。危険なのですが証明するにはこれしかない。
EMSは平均送料が3,000円なので、あまり多用はできません。
(お客様が希望すれば当然そうしますですヨ)
とはいえ、こちらを見て頂いてるお客様がカナダに荷物を送るとしたら
家族が留学・・・とかそんな理由かと思います。
もしそんなことがある時は、基本的には相手に頼まれた荷物だけにしましょう。
食品や電化製品、電池入りの物を入れると、関税でストップ、ないし別途課税を
求められる可能性がございます、気を付けましょうネ。
ご家族に送る場合はEMSが一番安心安全です。
高いんですよねぇ。
ではでは
たまぱし